【動画】話題のはちみつ酒「ミード」秩父で熱血夫婦が挑戦!(2021年12月8日)

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話題のはちみつ酒「ミード」秩父で熱血夫婦が挑戦!(2021年12月8日)
 「ミード」と呼ばれる「ハチミツのお酒」の魅力に取りつかれた国際カップルがいます。大量生産を目指して秩父の山奥に移住してきました。

 あなたはミードをご存知でしょうか。世界最古の酒と言われる“ハチミツのお酒”なのです。1万年以上前に、人類が初めて出会ったとされるハチミツのお酒。

 オトナリ珈琲・柴田ゆきさん:「おいしい。甘さもちゃんとあって、でもしつこい甘さじゃなくてスッキリ」

 埼玉県小鹿野町。秩父の山奥に「ミード」を作る人がいます。工藤エレナさん(33)です。

 ディアレットフィールド醸造所・工藤エレナさん:「国はロシアなんですけれども、4歳から日本で育っております。たまにロシアの血が騒ぎますけど」

 ミードの醸造所は意外な場所にありました。

 なんと、使われなくなった中学校の体育館です。その一部を改装したといいます。

 日本でのミード作りの第一人者が指導。

 蜂の雪酒造場杜氏・佐藤利也さん:「やっぱり熱意はすごかった」

 ミードを作ることはエレナさんの長年の夢でした。

 酒処である福島県会津若松市で育ったエレナさん。

 ディアレットフィールド醸造所・工藤エレナさん:「大学時代に会津で飲んだハチミツ酒がすごく衝撃的で、その時から作りたい」

 そして5年前、運命の出会いが・・・。IT関連会社の社長である宏樹さん(37)と「居酒屋」で知り合ったのです。

 夫・宏樹さん:「(居酒屋に)やたらとなまっている。東北なまりの女の人が座っている。どんな女の人なのかな?と思ったら、どう見ても外国人だった」

 ともにお酒好きで意気投合した2人は翌年に結婚。エレナさんは「ミードを作りたい」ことを打ち明けました。すると・・・。

 夫・宏樹さん:「住宅ローン組んで一軒家買う、酒蔵建てる。どっちが良い?」

 ディアレットフィールド醸造所・工藤エレナさん:「酒蔵」

 こうして2年前に小鹿野町へ移住。ここにはミード作りに欠かせないものがありました。

 そう、「ハチミツ」です。

 マウンテン養蜂・高田土一さん:「色んな花の蜜が混ざった百花蜜その方が味は良い」

 このハチミツに地元の名水を加え、酵母で発酵させるのです。エレナさんはミード作りを通して地域に貢献したいと考えています。

  ディアレットフィールド醸造所・工藤エレナさん:「こちらが秩父黄金かぼす」

 地元でしか消費されない「かぼす」をPR。ミードに合わせて飲むのもおすすめです。

 かぼす農家・栗原静男さん:「頭が全然上がらないんですよ」

 ディアレットフィールド醸造所・工藤エレナさん:「めちゃくちゃおいしい。これが」

 エレナさんのミードは通信販売でも購入できます。

 ディアレットフィールド醸造所・工藤エレナさん:「まずは2万本の製造を目指して今、稼働しているところです。子どものおむつ代や、私の飲み代ですね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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